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スクラム冬の陣2017 ~みんなで学ぶスクラム〜 に参加しました

2017/1/14開催のスクラム冬の陣2017 ~みんなで学ぶスクラム~に参加しました。サイト

参加セッション
  • A2:20分でスクラム入門 ステップ・バイ・ステップ(守田 憲司 氏)
  • A3:Scrumを使うと本当に成長できるの?(土肥 拓生 氏)
  • A4:多様な働き方をするチームでスクラムを実践してみた(長南 理恵 氏)
  • A5:お悩み解決!持ってて損しない道具箱(原田 巌 氏)
  • A6:導入に困っているあなたに贈る スクラム導入コミュニケーション術(川鯉 光起 氏)
  • A7:組織”規模毎”のアジャイル開発アプローチ事例~成功・失敗・ピボット・トライ~(荒瀬 中人 氏)
  • A8:産業機器B2Bビジネスへのスクラム手法の有効活用(遠藤 正俊 氏)
  • A9:エンタープライズアジャイルの可能性と実現への提言(藤井 拓 氏)
  • A10:客先常駐案件でスクラムを導入したスクラムマスターの話(増宮 雄一 氏)
  • A11:ベトナムでのアジャイルオフショア開発への挑戦(藤村 新 氏)
  • A12:なんたって"DevQA" アジャイル開発とQAの合体が改善を生む(永田 敦 氏)

20分から45分のセッションが10分の休憩を挟んで続いていくスタイル。なかなかボリュームがありました。会場は明るくWi-Fi提供もある環境で、運営も気遣いが素晴らしく、無料イベントとしてはとても好印象でした。ありがとうございました。

以下、感想。

  • A12:自分が関わっている中で、まさにアジャイル開発チームのQAとして携わらせてもらっているチームがあり、今回の事例に近い状況で共感するところがありました。スクラムマスターへの依存度が高かったり、チームメンバーの出入りでベロシティが下がる課題は、特に思い当たるところがあります。時間が経過すればそれなりにメンバーも育つのですが、ある程度長期のプロジェクトでないと苦しい。

  • A2:スクラムガイド2016で追加定義された価値基準をキャッチアップできてよかったです。スクラムガイドも時には読み返したい。

  • A4、A8、A11:領域は違えど、貪欲にスクラムの考えを活用できる領域を見つけて適用しようとする姿勢が刺激になりました。

  • A7:スクラムマスターの立場から、アジャイルの普及を社内に広めた荒瀬氏の生き方的なセッション、よかったです。うまくいかなかったときに、戦略を考えてうまくいく方法を探る。きっと20分では語られつくしていない部分があったはず。

  • A9:どちらかというと、私の現場はエンタープライズ。断片的にインプットしていたエンタープライズアジャイルの情報を統合できました。

  • A10:スクラムマスターの中立性の話(できるだけ裏方に)と、新しいことに挑戦する際に、コスト意識が投資意識になるようにという点は、あぁそうそうと思いました。メンバーからこれは将来必要になるから今やっておいた方がいいという動きが出てくると、あぁ、もうある程度任せていいなと思う。

2016振り返りと2017

年始にあたり、今年の大きな計画をたてる。

2016の振り返り(YWT)
  • Y:公私ともに、新しいことに試行錯誤した。
  • W:人間性を取り戻した(笑)が、時間がなく、無理して体調を崩したり、集中しきれない場面が増えた。
  • T:期待をしっかりコントロールしつつも、自分がやるべきだと思うこと・集中したいことに向かって、トライしながら行動を深めていく。ただ、全部やろうと無理はしない。

IT技術を深めることには興味あるし必要だが、この一年で(誤解を恐れずに言うと)大局的にはどうでも良くなった、というか、他に優先度の高いものができ、それをやったほうが、全体としてうまくいくと考えるようになった。

2017の活動指針

1つ前の記事で自分戦略を検討したが、引き続きチーム活動や繰り返しプロセスを通じて、仕事を改善することに貢献したい。

そのために、

  • 集中する時間をしっかり作る。自分が特にすべきことを見極めて、それ以外は諦める覚悟を持つ。
  • 俊敏さを失わない。
  • チームを作る・守る(ただし自分なりの方法で)。サステイナブルなやり方を見つける。

どちらかというと仕事目線で指針を書いたが、おそらく根本的にはプライベートも同じ指針。

自分戦略の検討材料(2016年版)

2000年にIT業界に足を踏み入れてから、もう16年が経つ。この間に、自分自身がやっていきたいと思うこと、志向は、社会人になってからだいぶ変わってきた。

期間は必ずしも正確でないものもあるが、キーワードにするとこんな感じ。

・2000-2006:DB/アプリケーション/Webエンジニア

・2007-2013:PM/ITアーキテクトプレイングマネージャー

・2014-:チーム開発、アジャイル、繰り返しプロセス

業界の流れからは少し時間軸的に遅いものもあるが、自分の中である程度納得のいくところまで熟成するのに時間がかかるのだろう。

これまでやってきたことも、一定比率で時間はかけるが、目下はチーム開発を通じて、チームがうまくいくようにするのが興味のスコープ。

以前は本来他のメンバーに任せる仕事をまるっとやっていた時期もあったが、今は、自分に期待されていて、かつ、自分にしかできないことを集中してやるようにつとめている。

今年は結婚して多少仕事の上でも考え方に変化が出てくるかと思っていたが、根本的な考え方は変わらず。

「Cloud First Architecture 設計ガイド」を読みました

2016/10/24に行われたQCon Tokyo 2016に行くことができませんでしたが、幸い、多くのセッションで資料が公開され、一部、動画も公開されているので、参照しているところです。

そのうち、鈴木雄介さんの「今どきのアーキテクチャ設計戦略」(セッション資料)については、最近発売された「Cloud First Architecture 設計ガイド」の一部を再構成した内容になっています。

本の方は、システムアーキテクトとして、今知っておきたい技術や事項が、どういう位置づけ、意味合いのものなのかを再確認するのに最適という印象です。普段仕事をしていると、どうしても特定の分野にだけ知識が偏ったり、思い入れが発生してしまうことがあります。どのようなユーザー・案件が目の前にある場合でも、客観的な視点を持っていれば、役立ちます。

あとがきにはこうあります。

本書は日本のエンタープライズのど真ん中にいる人に届けたいと思って書きました。この本を読んでクラウド技術を存分に使いたくなったなら、それを実践しているウェブサービス企業に転職するのも良いでしょう。でも、できればエンタープライズ開発のど真ん中でクラウド技術を使おうとする、あるいはクラウドファーストな思考によって、日本のエンタープライズを良くしていくという選択をしてもらえるとうれしいです。

技術者として最新のものに触れたい気持ちと、今いる現場を良くしようという気持ちで、揺れ動くことはしばしばですが、今ここにいる限りは、今ここでできることに全力を傾けていきます。

WCAN 2016 Winter に参加しました

2016/12/3開催のWCAN 2016 Winterに参加しました。サイト
名古屋でWeb関連の年4回イベント+不定期ワークショップを開催するWCANですが、今年は、WCAN mini 2016 vol.1以来、半年ぶりになります。

参加セッション
  • あなたの価値を高めるWebアクセシビリティ 伊原 力也さん
  • 『IA/UXプラクティス』を解きほぐし、実践する 坂本 貴史さん
  • 作って終わりから卒業しよう - デザインシステム入門編 長谷川 恭久さん

社外の勉強会自体も、ほぼ半年ぶりの参加でした。独身の時のように参加したいときに参加とはいきませんが、機会を見つけて参加します。
会場には、登壇者の方の著書の販売コーナーがありました。『IA/UXプラクティス』を購入しました。(通常よりも割引販売でお得)
今後資料が公開されるようであれば、リンク予定です。

以下、個人的なメモと感想。

あなたの価値を高めるWebアクセシビリティ 伊原 力也さん →資料
  • アクセシビリティとは何か、ユーザビリティ・マシンリーダブル・ヒューマンリーダブルとの関係から考えつつ、利益にも寄与する、という内容でした。
  • 導入コストについては「根回しが必要」というのが、あーその通りだなと思いました。ミニマムスタートなサイトだと、最低限は組み込むけれど、オプションかなというところは後回しになりがち。 f:id:hiroya1222:20161204211608j:plain
『IA/UXプラクティス』を解きほぐし、実践する 坂本 貴史さん
  • 与件:目的、あるいは前提条件に立ち返る、ということを繰り返し説かれていました。何か変更を行う場合でも、それはなんのためにやるのか、共有しておく必要がある、ということですね。
  • 45分のセッションかつ100名以上の大人数が参加するイベントで、カスタマージャーニーマップのワークショップをやるという試みがよかったというか、えぇ、よかったですね。特にフォローするメンバーがいるというわけでもなかったですが、同じ机の2-3人同士の自己紹介から始めて、「みなさん、こういう感じでやるので、ついてきてくださいね」というノリでやってしまうところがすごい。自主的に参加している勉強会だからこそ成立するのかもですが。
  • 今回のカスタマージャーニーマップのお題は、WCANを知って、予約し、来場し、今どういう感情にあるか感情曲線を描くというもの。その後、同じグループの別の方が、課題を特定し、施策を検討するところまで実施しました。f:id:hiroya1222:20161204211451j:plainf:id:hiroya1222:20161204211456p:plain 今回、隣のペアになった方は、手慣れた様子で、ワークをこなされていました。私もまったく素人というわけでもないので、ワークが成立するくらいにはなんとかなったかとは思います。初めてカスタマージャーニーマップを体験して見る際に、ペルソナを他者ではなく、自身としてまずやってみると、分かりやすいと思いました。
作って終わりから卒業しよう - デザインシステム入門編 長谷川 恭久さん
  • デザインシステムとは、デザインの明文化を行うこと。運用していく中で、当初の思想を維持していくために必要。
  • 明文化は、その組織の中で、やりやすい方法でやればよく、まず手始めには、タイポグラフィ・色・アイコンを合わせるだけでも、デザインシステムとなるのだ、といわれると、まずやってみようという気になります。
最後に、パネルディスカッション(Q&Aタイム)がありました。
  • 「達成基準が決まっていない中、アクセシビリティに取り組むとしたら?」という質問があったのですが、これはアクセシビリティでのあるあるだと思いました。伊原さんの回答では、達成基準を決められるものはできるだけ決める、動画のキャプションなど、明確に見積もりに入れる項目・入れない項目を決めている、という話がありました。何も要求がなくても、一定の水準は保ちつつ、そこからプラスアルファ何をするかは決めるというのが確かに良いように思えます。意思決定者が、アクセシビリティに対して、どこまで知見を持っているかどうかでも変わってきます。
  • 本編とはあまり関係ないところでの気付きとしては、勉強会の内容を持ち帰る際の意識の話がありました。

Webに関する知識アップデートの場として、今後もお世話になります。

Developers.IO 2016 in Nagoyaに参加しました

Developers.IO 2016 in Nagoyaに参加。サイト
発表者の方々、スタッフのみなさま、ありがとうございました。

参加セッション

本編の東京で行われたDevelopers.IO 2016には参加できませんでしたが、名古屋まで来たので、参加しました。最後にビアバッシュもあり、ジャンケンによる本やTシャツの配布の他、講演者の方と少し話もできました。

以下、個人的なメモと感想。

頑張らないクラウド最適化 〜クラウドネイティブだけでないAWS活用〜
  • クラウドネイティブじゃなくても、ニューレガシー(単にIaaSとしてAWSに移行するだけでなく、インフラがもう少し頑張って、RDSとかELBとかAuto Scaleとか、マネージドサービスを利用して少しはAWSのメリットを活かせるようにする)でいいじゃないかというのは、現場寄りで好き。一から作るサービスなどでない限り、一足飛びにクラウドネイティブは無理だし、全員がクラウドスペシャリストっていうのも、そうそうない。
  • 既存のシステムをAWSに移行しようとした場合、ミドルやアプリの制約で、RDSすら利用できないことも多い。そういうわけで、引き続きオンプレのシステムは残るだろう。ただ、どこかの段階で、クラウドに適応できないソフトウェアは、よほどニッチなニーズのものでないかぎり、淘汰されていくのではないかと想像する。まぁ、人間は楽な方に流れていく性質があるから、徐々に頑張らない方向に傾いていくとは思う。
AndroidiOS開発比較〜iOSエンジニアから見たAndroidのアレコレ〜
  • 対応OSバージョンを確認しよう、実装方針は先に決めようという話はその通り。さらに踏み込んで(?)きちんとお客様と合意したり、他のエンジニアがわかるように、画面仕様や、パッケージの実装方針なども、ドキュメント化しようという部分が、新鮮だった。
  • あとで登壇者の方と話してはっきりしたのだが、受託開発メインのクラスメソッドさんなので、当然のことだった。スマホアプリの開発者の話として、自社サービスの話を聞くことが多いから、その差分が新鮮だっただけ。私は受託開発メインなので、クラスメソッドさんの立場にある意味近い。受託開発メインのこういうところのノウハウは、意外に埋もれているかもと認識した。
Play Scala on AWS: C10KとDevOps
  • C10K、つまり、クライアント1万台問題については、身近でありつつも、深く考えてはいなかっただけに、参考になるポイントが多かった。高いパフォーマンスが必要なサイトはステートレスにしておくとか、アプリログ出力がボトルネックになることがあるとか、あぁそうそうと思いつつ、AWSでのその実現方法は、知らないことが多く、勉強になった。

DevLOVE現場甲子園2015『西日本大会』 2015.12.05

DevLOVE現場甲子園2015『西日本大会』に午後から参加。サイト 発表者の方々、スタッフのみなさま、ありがとうございました。

参加セッション
  • “ワンフレーズゴール”がもたらしたもの - チーム改善の達成と失敗 阪田 浩一さん
  • メンバーの成長を促進する組織マネジメント 細谷 泰夫さん
  • 越境する/しない現場のDiff 中村 洋さん
  • サービス×現場 牛島 真一さん

以下、個人的なメモと感想。

“ワンフレーズゴール”がもたらしたもの - チーム改善の達成と失敗(阪田 浩一さん)
  • うまくいっていないチームで、トップダウンでプラクティスを始めるよりも、メンバーがどうしたらなぜそうしないといけないのか?を理解させて、自然にプラクティスの適用が始まるほうが、受け入れられやすい。
  • 例えば、完了、のような、短く簡潔な、普段の会話で引用しやすいワンフレーズで繰り返し説明すると、認識に変わりやすい。
    • 論理的な人なら、なぜから始まるのは理解しやすいと思う。ただ、そうでない人にとっては、短い覚えやすいゴールがあった方がいいというのは、確かにそうだなと思った。特にうまくいっていないチームならなおさら。
    • リーダーが2時間で120枚のスライドに気持ちを込めたというのがあったが、自分たちが今どういう状況にあるのか?がわからない人には、周りからの評価をインプットする必要があるだろうし、それがわかるまでリーダーは伝えなければならないのだろう。
メンバーの成長を促進する組織マネジメント(細谷 泰夫さん)
  • 新人の成長を促進する手段として、繰り返しによる反復が有効。フィードバックする方も、まとめてフィードバックでは回らないし、新人が育つまでに時間がかかりすぎる。
    • 自分も新人のOJTでは積極的に繰り返しプロセスを取り入れる。ただ、通年を通じてやっていない。機会をみつけて取り入れたい。
  • チャレンジさせるために、コミットメントフリーなチームが有効。ただし、自分たちが考えられる最大限改善を継続することにコミットする。
    • ゴールにコミットを求めると、チャレンジできないというのは確かに最近経験あり。今度からはこうしよう。
越境する/しない現場のDiff(中村 洋さん)
  • 越境できる組織の特徴:現場が自分事で考えている、うまくいかないことと向き合える(これ結構大切)、組織全体で取り組む(みなが関わる)
    • 失敗ではなくて、うまくいかない、という表現がいい。自分のチームを振り返ると、自分たちですぐになんとかできそうなことは向き合えても、ちょっと難しいことは、向き合っているようで、若干あきらめが入っている気がする。もう少し積極的に、なんでそう思うか聞いてみよう。
  • 現場の自分たちがチェンジ・エージェントとして現場を前進させていく。
サービス×現場(牛島 真一さん)
  • B2Bのサービスを運営。
  • グループ間での連携がうまくいかない課題に対して、グループ長間のMTG・振り返りを実施。
  • 採用を通じて感じた、仕事に対する取り組みへの課題として、自分自身のinput/outputを多くした。
    • CSMの研修でご一緒させていただいた、牛島さんの話。グループ間で情報の共有がうまくいく会社はきっと多くないと思うけれど、そこに対して少しでも改善しようという積極性はすごい。

最後に、近くにいた人同士でダイアログを実施。短い時間でしたが、diffを共有できたのはよかったです。