2015 MVP Community Camp 名古屋会場 2015.01.31
MicrosoftのMVPが集まるMVP Community Campに参加。セッションリスト・資料
参加セッション
- Visual Studio 2015: Pex はユニットテストの福音となるか!?(biacさん(わんくま同盟))
- 競技プログラミング入門(栗原尚弘さん(MSP Fellow))
- 課題を解決するための MS(加藤哲司さん(MiCoCi))
- IoT の始め方(青木宣明さん(まどべんよっかいち))
- タイトル未定(@jz5(プログラミング生放送))
感想
- 仕事でMicrosoftのツールを多数利用しているため、最新動向を知るきっかけにしようと参加。
- スマートユニットテスト(Pex)が自動的にテストを生成して実行する様子は、なぜかちょっとした陶酔感すらあった。おそらく、自分も含めて、これまでそういう仕事がエンタープライズの場では多く存在し経験してきたからだろう。あとからテストを生成するというツールがこのタイミングでVisual Studioに搭載されるということは、「すでに動いているテストのないレガシーコード」に対するテスト生成の需要が、高まっていることが想像される。
- 「開発するときにツールを惜しまない」は確かにそうありたい。ただし、リーズナブルな価格に限る。Professionalでも十分開発はできるが、Visual Studioで本当に効率化のために利用したいと私が思った機能は、ほとんどがPremiumかUltimateのライセンスでないと利用できず、全員がそのライセンスで開発するほどの価値を生み出すことができる会社はほんの一握りだろう。
以下、印象に残ったポイント。
Visual Studio 2015: Pex はユニットテストの福音となるか!?
- 資料:Visual Studio 2015 の新機能: Pex はユニットテストの福音となるか!?
- Visual Studio 2015の紹介
- Visual Studio 2015の新機能をプレビュー版で見てみよう @IT http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1412/08/news126.html http://www.visualstudio.com/
- 現在はプレビュー版(CTP5)を公開中
- Pex:Smart Unit Testの紹介
- 後付のユニットテストを自動生成してくれる。
- 自動生成されたテストケースが、外部設計と一致しているか、判断が必要。結果の評価には、ユニットテストを作れるスキルが必要。
- Ultimateのみに搭載
- 回帰テスト、リファクタリングが捗る。テストしやすいコードになるかも。
- 各種制限あり
- Pexを試すには Pex for fun http://pex4fun.com
競技プログラミング入門
- 競技プログラミングの紹介
- なぜやるか?:プログラミングを勉強することに対するモチベーションになる。
- 参考書籍:「プログラミングコンテストチャレンジブック」(通称蟻本)アルゴリズムを考える上で参考になる。
課題を解決するための MS
- MSの昨年の動向:オープン&クロスプラットフォーム
- Windows 10は、MSのサービスを使うための入り口という意識が強いのでは。
- 音声認識系のデモ(ノーマライゼーション関連)
- 開発するときには、ツールを惜しまない。ツールを否定しない。
IoT の始め方
- .NET Micro FW対応マイコンとAzureを使ったIoTの始め方
- デモ