CMS Fun Nagoya 2015.11.07
CMS Fun Nagoya 第3回「EC CMS を極める」に参加。サイト
対象CMS
以下、個人的なメモと感想。
SOY CMS/ SOY Shop(古荘さん)
- Soy CMSベースだが、プラグインではない。
- 特徴
- 自由度が高い:構成、デザインに凝れる、リリース後の修正に強い。
- バージョンアップしても、拡張部分は影響を受けないよう、ディレクトリが別になっている。
- ぱっとそれなりのサイトを作るのは苦手。
- 事例:http://www.yamarent.com/
- 多言語対応:インバウンドの言語切り替えはできるが、テンプレートは対応していない。商習慣も違うので必要に応じてカスタマイズするイメージ。
- 利用イメージ:ユーザーとしては、それなりの規模になってから利用することが多い(300万〜)ので、ある程度軌道に乗り始めてから使うイメージ。必要であれば、開発カスタマイズしていく。
Magento(ベリテワークス株式会社 西さん)
概要
- 多言語・多通貨・マルチサイト。
- 欧米だと1500万SKUとかのサイトもある。相応の規模でも対応可能。
- マルチサイトで100個以上の事例はあるが、大変だとか・・・
- わかっている人がカスタムをする想定。わからない人がカスタマイズするとぐちゃぐちゃになることも。
- その他(割愛)
- 多言語・多通貨・マルチサイト。
グローバルのECプラットフォーム
- 海外では、Woo Commerce, Magento Community/Enterpriseで過半数を占める。ほかPrestaShop、Shopify。
- http://blog.aheadworks.com/2015/05/ecommerce-platforms-popularity-may-2015-two-platforms-take-half/
機能紹介
カスタマイズ
- 設計重要。たとえば、商品属性は、導入ヒアリングして、商品マスターを作成し、属性セットを作る必要がある。
- プロモーション管理(ディスカウントルール)は、テスト環境で条件式をテストしないと大変なことになる。
よく聞く声
- 重い:CGI版PHPサーバーは基本不向き(実行時間制限もあるし)、最低でもVPS,mod_php/FPMのPHPが動く環境が必要、AWSならMシリーズよりCシリーズで(メモリよりCPUパフォーマンスがあったほうがよい)、チューニングすれば100msまでは頑張れる。
- 日本の商習慣:税制は日本が単純。面倒なのは連携とか既存のシステムに問題あり(キャンセルと払い戻しが区別なかったりとか)。家電リサイクル法対応がそれなりに面倒。WEEE指定準拠の国はFPTで対応。
- 機能が多い:最初に機能のウォークスルーが必要。
- カスタマイズの仕方:徐々に理解する。Magento Japan Users, Magento-JPで聞く方法もある。
Magento2
Magento 2015 Japan(11/20)
EC-CUBE(大河内さん:エヴァンジェリスト)
- 2万店舗以上の導入実績
- カスタマイズ:プログラムを書き換える。自由度は高いがバージョンアップはしづらい。
- EC-CUBE 3
- Silex/Symfony2採用、レスポンシブへ(EC-Cube3と2でだいぶデザイン違う)
- 2系と3系の比較
WelCart(コルネ株式会社 南部さん)
- WordPressプラグイン
- WPプラグインとの相性がある。qTranslate(バイリガルプラグインでコンフリクト)、HTTPS、Head Cleaner、WP Super Cache(情報漏えいに)
- テーマは、Basic版が出るので、土台にしてカスタムを。
- カスタマイズはしやすいが、Updateの支障になりやすいので、注意が必要。
- カスタムできる制作会社様が増やしたい。
CS-Cart(吉浦さん)
- 概要
- 特徴
- 有料版
- 多言語、ユーザーグループ、すべてのアドオン、複雑な販売キャンペーン
- 無料版でも、登録商品数に制限はなく、カスタマイズは可能
- 99,800円
- 30日間はトライアルできる
- 事例
- WATCH STYLE
- うつわ、ごはん、暮らし
- STYLE ORDER
- DESIGN STORE TOKYO
- 管理画面
- 管理画面の多言語化もできる
- 使いやすそうなデザイン(GAに似ているかも)、手離れがよいと聞いている
- コードフックでカスタマイズ
- その他特徴
- ロードマップ