次世代Web Conference 2015.10.18

次世代Web Conferenceに参加。サイト 全体には、60分ないし80分で、最先端を行く人達の話を、わーっと聞くことができるよい機会だった。

参加セッション
  • accessibility
  • js_next
  • standardization
  • client_perf
  • front_arch

以下、個人的な感想。

accessibility
  • Machine Readable/ Human Readableの話から始まり、スマホの時代になってようやくいろんな環境で参照されることが多くの人にわかってきて、RDFしかり、共通のインターフェースが必要になってきた、というのがおおよその流れと感じた。
  • 結局、維持コスト考えると、効果がないと誰もやらない。Googleがこうしないとランク落ちると言ったらみんながやりだす。功罪双方あるなと思うが、今後もその流れは変わらないだろうなという印象。
  • 個人的に興味があったのが、いわゆるランディングページのようなある意味一発勝負のページと導線の話。ナビゲーションがついていないことが多いが、そんなところでも、従来の探し方をする人向けの導線はいるよね。三本線(ハンバーガーメニュー)の導線も、本当に参照されるのか疑問。
js_next
  • 次世代なのにIE8の話題で盛り上がるのが、エンタープライズの現状の反映なのだろう。いずれIE11問題になるという予測は、その通りなのだろうと感じる。(多くの企業がエンタープライズモードとか互換とか前提にした内部サイトあるだろうし)
  • ES6、Babel、Type Scriptあたりは、正直これまで自分の関わりが薄いので、そういう話があるのだ、現状こうならちょっとここまではやってみようか、と思うところあり。最先端がどこらへんをいっているかあたりがつくだけで、やる気が出てくる。
standardization
  • 標準化とドキュメント、仕様策定の話は、他の業務に通じるところもあり、なかなか楽しい。根回しというか、自分より強い人を一人ひとりを倒して(説得して)いくとか。
  • 大きすぎるもの(HTML5とかのレベル)はやる気がなくなるが、小さなところなら改善してやってやろうと思うのは、やっぱりそういう考えになるのが技術者なんだろう。
client_perf
  • ちょっとコア過ぎてついていけない部分があったが、RAIL:response, animation, idle, load、AMP:Accelarated Mobile Pageなど、初見の言葉を知る機会になった。
front_arch
  • FW比較ではないと言いつつ、React.js、Angular.js、Polymerの三つ巴感
  • 最後の方にちょっと次世代感のある話があったが、詳細は闇のまま。