Scrum Fest Mikawa 2020 @online に参加しました

2020/9/25-26で、「Scrum Fest Mikawa 2020 @online」 に参加しました

www.scrumfestmikawa.org confengine.com

視聴セッションから特に感想を残したいもの(リアルタイム、録画含め)
  • Takao Oyobe - キーノート
  • Hiroki Hachisuka - スクラムマスターのための、解決思考ワークショップ
  • Yasunobu Kawaguchi - 豊橋の元高校バレーボール部員からみたハイキュー!!スクラムマスターへの道
  • ryosuke yamazaki - JIRAでAgileAgileに進化させる
  • Kazuhiro Niwaya - サイボウズ式編集部の改善から学ぶ、「非開発組織」でも変わらないアジャイルの本質
  • Yuichiro Matsuda - リモートワーク × カンバン - Rettyのカンバンお見せします! -
  • kyon _mm - 無名の開発 エピソード4 スクラムという門
資料(資料一覧にあって、特に私があとからもう一度見たいと思ったもののみピックアップ)
感想、というか、自分の現場と比較しての学び。
  • キーノート。「ものごとを全体としてとらえる」「わからないものをわからないものとして受け入れる」「本能や無意識を言語化する」・・・アジャイルスクラムかそうでないか問わず大切な問いかけだと思う。将来の正確なことは誰にもわからない、じゃぁどうするか、それが大切。優先度をつけていま取り組むべきものを実験して明らかにしていく。
  • 蜂須賀さんの解決思考ワークショップ。オンラインのワークショップは初めてだったかも。問題思考と解決思考の話。前者がどちらかというとネガティブになりがちで「チームの自己組織化を阻む」ことがあるというのは、そうだなと。KPTでもProblemに話が行きがちでなかなかTryにいきつかないとかは経験あり。「解決している未来をどう作るか」というのがあったが、未来に向かって行動することの大切さ重要。
  • 三河出身の川口さんのセッション。引用だけど「完成時期はコントロールできない。人を集めて実験していく。人材プール大事。」「30%失敗するトレーニング」「アジャイルマインドセット」・・・スポーツを引用しながらのチーム開発論。挑戦を受け入れ、失敗から学び、成長していく。何度も聞いていることだけど、適度に小さく失敗して学ぶことの大切さ。失敗を学びに変えるアジャイルなマインドセットとは?~Agile 2011 Conference (1/4):EnterpriseZine(エンタープライズジン)
  • freeeの山崎さんのセッション。アジャイルの育て方。チームでトライしながらだんだん型に収れんされていった話。最初から理想の型をやったほうがよいという意見もたくさん聞くけれど、それぞれメリデメはあると思う。状況により選べない場合もあるし。徐々にやっていく勇気をもらった。
  • サイボウズの庭屋さんのセッション。「理想をチームで作る」「チームの問題を解決できるチームにする」「チームの一歩先を提示する」・・・2番目がなかなか遠いように思うけど、少し長い目で見てみると、解決の能力は上がっていることもあると思う。常に理想をUpdateしながら、チーム像を一緒につくって提示していきたいと思う。
  • Rettyの松田さんのセッション。使っているボードをいろいろ見せてもらった。個人的にはボードの目的って、これを見たら常に一目瞭然状態になること、だと思う。そういった意味で、ワーキングアグリーメントやチームの目標のようなものもボードにあるのはいいなと思った。今はちょっといろんな場所に分散している。トライしたい。
  • きょんさんのセッション。開始からそれほど間もない時間にタフクエスチョン「複雑で変化に対応するチームとはなにか」を参加者同士でブレイクアウトルームで話し合う。うまくいくチームとそうでないチームみたいな議論がされることがあるけれど、チームってやはり生き物だなと思う。「変化は小さいほど簡単」だけど、一つの変化が、次の変化につながっているし、それを繰り返していった先に、そのチームの特徴がよく現れるものだと思う。(今年度、在宅ワークが始まり、特にその傾向が強くなってきたと思う。在宅ワークは、そのチームが持つ本質の傾向を助長する気がする。)

参加して、今の現場の業務でもこういうことやってみようとか、いろいろとアイデアがわいてきた。週明けからまたトライしていきたい。

SCRUM FEST Osaka 2020 @online に参加しました。

2020/6/26-27で、「SCRUM FEST Osaka 2020 @online」 に参加しました。 オンライン開催となりましたが、子育て中の私にはありがたい。 録画の視聴も始まっているけど、セッション数が膨大なため、気になるところを適宜つまみ食い中。

www.scrumosaka.org confengine.com

視聴セッション(リアルタイム)
視聴セッション(録画、主なもの)
  • [大阪] Takamitsu Nakamura / Asumi Ametani - スクラムマスターをしながら、アジャイルコーチにはなれなかった話
  • [札幌] Tsuyoshi Ushio - 世界規模サーバーレスプラットフォームの中の人が語る、勝ってるところと真似した方が良さげな事
  • [札幌] Noriyuki Nemoto / Tsukasa Yokoyama - オンラインのホワイトボードツールのMiroを使ってみろ! ~オンラインでのスクラムチーム、スクラムマスターのふるまいを考える~
  • [三河] erocco waruico - 弱虫じゃダメですか?(ダメ人間がチームビルディングをしたら最高のチームと歩めた話)
  • [広島] Tatsuo SATO - アジャイル & プログラムマネジメント
  • [福岡] Kazutaka Matsusaki - 信頼されるスクラムマスターになるためには? 〜経験を振り返ってみて感じたこと〜
  • [福岡] Kanako Muroyama - プロダクトオーナーのチームビルディング 〜 心理的安全性が高く、自走できる組織の作り方。うまくいってちょっと泣いた話と、その後の話。
  • [福岡] Yuichi Tsunematsu - スクラム開発におけるマネジメント、目標設定・フィードバック・評価
  • [栃木] 船戸 康弘 / Kenta Sasa - 変化についていくソフトウェア開発
  • [京都] Shusuke Fujii - 旅館運営企業にエンジニアがもたらした価値とこれからの戦いについて
  • [京都] Daisuke Kasuya - プロダクトを5年間運用したチームの歴史 - 長く続くチームづくり -
  • [京都] Takuya Kitamura - 大手ユーザー企業に入ってマネジメントでやってみたこと
  • [鳥取] Yuki Minai - コロナ禍のニューヨーク大学オンライン授業完全移行に学ぶスクラム組織への道
  • [鳥取] Yasumi Nakano - ウォーターフォールからアジャイルシフトの失敗原因と成功の秘訣
  • [ハッカーライフラボ] Akiko Iwakiri - 「あなたの中に世界がある」RSGT2018 Closing Keynote 動画放映+Discord
  • [オブラブ] Yukio Okajima / Yuichi Hashimoto - 「ここがアジャイルの世界か」 ~ 業務SEがアジャイラーになるまでの8か月
資料(特に私があとからもう一度見たいと思ったもののみピックアップ)
感想をとりとめもなく。
  • まずは美穂さんのキーノート。 私が一番「うっ」と思ったのは、「困難な状況や苦手な状況や先が見えないことを乗りこなすために筋トレ(アジャイルなやり方)を続けてきたはずでは」という問いかけ。そして、アジャイルで見えないことにうまく対応していこうというつもりが、ついつい予見的アプローチになってしまうという課題。(得意なことを伸ばすのは悪くないと思うが)苦手なことにも挑戦しよう、苦手なことを避けることがその先にある可能性を狭めていることにあらためて気づいたセッションでした。
  • きょんさん及部さんのセッションで、同じアジャイルの文脈でも自社サービス・受託の立場の違いによるメリデメの話があったけど、受託の方がよりストイックさが求められるのではというきょんさんの発言は、あぁそうあるべきだなと思いつつ、まだ自分はその領域に到っていないなぁとも思うのでした。
  • 自己調整学習の話。メタ認知という言葉があったけど、自己の統合コントロールということなんだと理解。
  • 平鍋さんの雰囲気づくりの話。場作りって重要。同じ空間に集まって共有する空気・雰囲気を、リモートでどうやるのかという話が参考になりそう。デジタルでは表現者優位だから、発信者側が圧倒的に多くの手段を持っていて、発信者が工夫すべき、表現過剰でちょうどよい。私もいろいろ挑戦してみたい。今回のイベントで、いろんなツールを少し聞きかじったので、トライしてみてもいいかも。Teamsのホワイトボードが、もうMiroばりに使いやすくなるといいんだけどなぁ。
  • 牛尾さんのセッションで、USの方が日本の現場を視察したときに、5年くらい遅れているねと言われたというのがあったけれど、最近のコロナ対応での省庁の対応を見ていると、正直5年は…おそらく日本でも進んでいる方の現場との比較だよね…分野によっては10年とか20年平気で遅れているよね…と思うのは私だけではないはず。あと、上司のマネージャーが普通にコーディングしていたりして、自分よりも詳しくかつ、サーバント・リーダーシップを発揮しているっていうのを聞くと、ちょっと自分も真似してみたいと思う。
  • ヤフーさんのスクラムマスターをしながら、アジャイルコーチにはなれなかった話、まだ自分には早い話かなと思ったけどすごく参考になったな。(ヤフーさんでは)アジャイルコーチは、組織やマネジメント課題を、マネジメント層にフィードバックし、リーダーシップを発揮して解決する役割までが求められているのだということ。(スクラムマスターがサーバント・リーダーシップを発揮するのに対し)
  • 岩切さんのセッション。大義の話。無茶ぶられたときに考えたこととして、1. 大義があるか 2. 共感できるか 3. 自分がそのプロジェクトに入ることで貢献できることがあるかの3つをあげていたけど、考えるに突然「上から降ってきた」と思う仕事が来たときに考えることは似たようなことだなと思う。そして、今は特に大義が必要だと。大義があるから本気になれる。そうでなければ本気になれない。本気でなければいいものできない。そして、チームを定義し直すこと。自分が変われば世界は変わる・・・うん・・・深い。世界を端的に変えられるのは、政治家とデザイナーとディベロッパーだけという言葉にも、熱い思いを感じる。
  • オブラブで業務SEの方がアジャイルマインドを身につけるまでの話で、基本的なことだけど、実際にやってみてできるようになることで自信が出てきて改善につながったという話は、人が成長する上でやはりそうだよなと思う。あとわからないことをイチからやるときに「師匠」はいたほうがきっといいよね。
  • 関さんのセッション。エンタープライズアジャイルにおけるプロダクトマネジメントのプラクティスとして、マトリクス組織、アウトカム、OKRの話が聞けてよかった。
  • 粕谷さんのセッション。チームを維持するためにやっていることの話。スキルマップを2Wごとのイベントの中で更新していくというのもすごいと思ったが、障害対応演習とかあぁこれはやってもいいなと。スキルは意図的に引き継いでいかないとなかなかうまく伝わっていかないよね。
  • 船戸さんの話。リファインメントの繰り返しの話を聞いて、チームにとっては、急激な変化があると、たとえば将来のスプリントを見越して調べていたことがあったりすると、効率が落ちることがあるというのはあぁそうだな、きちんと説明、チームやユーザの状態を見て判断が必要だなあと、自分の現場を見ても思う。
  • 最後になるけど、常松さんの「スクラム開発におけるマネジメント、目標設定・フィードバック・評価」のセッションは、Just Nowで聞きたい、聞いてよかったと思う内容でした。スクラムにおいて、一般的なマネージャーがとるべき行動、マネジメントスタイルについて、理想と現実両方の視点でわかりやすくまとめられており、このセッション資料はちょっとしたバイブルだなと思いました。マネージャーの方発信しましょうという呼びかけもあったので、もし私もその立場になったときには、発信したいと思う。

来年もonline開催ということなので(本当はオフラインでも参加したいけど)、日々さまざまな取組をトライしながら精進していきます。

Regional Scrum Gathering Tokyo 2019 に参加しました。

2019/1/9-11に、「Regional Scrum Gathering Tokyo 2019」 に参加しました。 初参加でしたが、とても刺激的でした。

2019.scrumgatheringtokyo.org confengine.com

参加セッション
  • Gabrielle Benefield - Outcome Delivery: delivering what matters
  • Matteo Carella - Coaching resilient Scrum teams
  • Takuo Doi - 行動分析学に基づくScrumの導入
  • Tsutomu Yasui - 心理的安全性ゲーム
  • kyon_mm - 超Scrum入門〜未完成フラクタルと15minSprint〜
  • Chris Lucian - Learning to Experiment
  • Rie Chonan, Tadataka Ebihara - プロダクトオーナーは突然に 〜メカ屋出身プランナーと奇妙な冒険〜
  • Ryosuke Nakamura - 自律的で協調的なチームの作り方 ~複数拠点、多言語、職能型組織で始めるScrum~
  • SATORU KAWABUCHI - NTTみたいなトラディショナルな企業でアジャイルな取り組みを実現するたった一つの必要なもの!
  • Shigeki Morizane - 全部SCRUM!~SIerで大切だったもの、サービサーで大切だったもの~
  • Atsuko Tsujioka - リーダーシップを一度捨ててチームの輪の中に置いた話 - スクラム1年生のチームが全員でRSGT2018に参加してわかったチーム開発、はじめの一歩
  • Takao Oyobe, ... - 学習する/Unlearnするチームへ ー 新卒研修とスクラムとモブプログラミング ー
  • Open Space Technology
  • Naoyuki Ide - よなよなエール流 熱狂を生むチームづくり ~8年連続赤字から13年連続増収増益までの軌跡~
感想
  • 心理的安全性ゲーム:設定された状況の中で、手札のカードに書かれた言葉を迫真の演技で披露し、聞き手がどのように感じるかを体感するゲーム。言われるとわかっていても、実際に言われるとキツい言葉や、逆に救われる言葉が、言い方によりさらに受け取り方が変わってくることを体感できるゲーム。スクラムに限らずチーム活動をするときに、どういうコミュニケーションをとるかは結果に直結すると思う。

games.yattom.jp

  • kyon_mmさんの15minSprint:人間を超えた存在になろうとして生き生きしてきたというkyon_mmさんのチームの話。アートとかはよくわからないけれど、こうやると大体うまくいくという一つの形のようなものは確かにあるなぁと思う。

speakerdeck.com

  • Chrisの見積の副作用の話、深く考えたことがなかったので考えるきっかけになった。キーノートと、OSTでのデメリット、メリットの議論を通じて、今後の現場で見積が必要とされる場合でも、取り組む意識が違っていると思う。

  • 振り返りに関しても、いままでより更に深く考えられたことで、手札が増えた感触。失敗は次に活かせれば失敗でないし、Problemも共有できるだけですでに意味はある。

  • Unlearnの話の中であった、学習を積み重ねることで成長は鈍化するというのは、繰り返しプロセスだと特に実感する。振り返りしても同じようなことを繰り返しているかのような錯覚を覚える。学び直すことと、学びを積み重ねること。両方が必要。

speakerdeck.com

  • 全体としては、プロポーザルからよりすぐられたセッション、キーノート、OST、Open Jam、どれも得るものがあった。昼食やコーヒーブレイク、乾杯の飲み物やつまみなどもあり、考えることに集中できる環境が整っていると思った。スピーカーの方の熱量、隣の方とも気軽に話せる雰囲気。また参加したい。

Management 3.0 体験ワークショップ (How to Energize People) に参加しました

2018/6/8に、「[名古屋アジャイル勉強会] Management 3.0 体験ワークショップ (How to Energize People)」 に参加しました。

management30.doorkeeper.jp

講師
内容(概要)
  • Management 3.0とは?から、12ステップの幸福、ムービングモチベーターズ(Moving Motivators)というManagement 3.0のツールをワークショップ形式で体験。
感想
  • 終了後にステファンさんと名刺交換すると、裏に12ステップの幸福が。感謝、休息とかは当たり前とは思うが、ハイキング・瞑想・健康な食事、まであるあたりが、踏み込んでいる感がある。単に会社で自分が受け入れられ、チームとして活動していても、(整然とはしているが)どこか元気がない気がする、あるいは、仕事は仕事と割り切って本気出していない感があるプロジェクトって多いんだろうなぁという気はする。(かくいう私も必ずしもうまくできてはいないんだけど)そういう現状を打破したいというときに、切り口として取り入れられると感じた。
  • 後日談。ちょうどチームで相互理解を深めるための時間が設けられるということで、ムービングモチベーターズを試してみることにした。20人少々のチームで4チームに分かれて60〜90分ほどワークショップとしてやってみた。もちろんすぐになにか変化があったわけではないけれど、ワークショップの感想は比較的良好で、薄々そうなんだろうなぁと思っていた人をより理解できたり、もっとその人のことを知るために深く話してみたいというきっかけになったと思う。あと、プロジェクト的に安全運転が求められたり、スペシャリストにバランスを求めすぎたりして、モチベーション的に萎縮していたりすることも多いのかなぁと思うようになった。これは自分も含め。成長していきたいという気持ちがある場合は、多少回り道でもできるだけその気持を曲げずにやらせてみたい、やってみたほうが推進力は強いと思う。

EC-CUBE次期バージョンから、しっかり学ぶ Symfony | EC-CUBE名古屋 vol.51 に参加しました

2018/3/3に、「EC-CUBE次期バージョンから、しっかり学ぶ Symfony | EC-CUBE名古屋 vol.51 」 に参加しました。

ec-cube-nagoya.doorkeeper.jp

講師
内容(概要)
  • 現状、多く使われいているver.2系、次にリリースされたver.3.0系(3.0.16=3.1になる予定、ただ開発終了予定)があり、そのさらに次期バージョンを開発中。そして、次期バージョンではSymfonyを利用。方向性としては、カスタマイズの学習コストの低下を目指している。(各サイト独自にカスタムしやすい状況を目指す。)3.n.0 リリース計画 · Issue #2076 · EC-CUBE/ec-cube · GitHub
  • 次期バージョンでは、デザインカスタマイズ性が向上したり、国際化・越境EC対応がされている、管理画面の使い勝手が良くなる予定。また、作り上、割り込み処理を駆使して(フックに近い)プラグイン処理を行っているが、次期バージョンではStrategy Patternを採用し、必要な機能を組み込んだり、外したりも容易になる予定。
  • 課題として、まだまだ学習コストが高い。Symfony及び前提とする技術の学習(Doctrine、Twig、SCSS(Sass)等)も必要。このままだと、2系の方が学習コストは低いだろう。実際、Doctrine ORM使うには、開発者じゃないときつい。
  • 2系のサポートはまだ続いている。また、環境として多く利用されているCent OS(7だと2024年までサポートが続く)に含まれるPHP5.4.16のサポート(2系が動く)も続く。(上記事情により、現時点ではまだ実は2系の継続利用がおすすめ)
  • 今後の想いとしては、(ほぼ英語ドキュメントしかないので)Symfony3の日本語Docを充実させたい。今後のバージョンアップ時の移行を楽にしたい、など。
感想
  • EC-CUBEの次期バージョンや、PHPSymfonyのサポート状況などがわかり、今後、現在運営しているサイトの検討の参考になった。
  • Symfony自体は普通のMVCのFWだし、Doctrine自体もhibernateの延長と考えれば、開発者にとってそこまで敷居は高くないはず。ただ、開発のレベルは確実に上がるので、開発者のコストアップにはなってしまうだろう。(非開発者の方ごめんなさい。)
  • むしろ、2系のデザインをどうにかしたい、という思いは強いので、コストさえ許せば、新しいバージョンは試してみたい。

DevLOVE関西2017 commitment 〜"何"にコミットするのか?〜 に参加しました

2017/11/25に、DevLOVE関西2017 commitment 〜"何"にコミットするのか?〜 に参加しました。

devlove-kansai.doorkeeper.jp

参加セッション
  • 通りすがりのエバンジェリスト、その瞳は何を見る 長沢 智治さん
  • グループプロセスがチームの土台 福原 美砂さん・広瀬 義浩さん
  • コードをどまんなかに irofさん
  • UX ≠ ユーザー体験を考えるということ 山下 一樹さん
  • ボトムアップな組織改革-会社にアジャイルな風を吹かせる- 増田 謙太郎さん
感想など
  • A, Bマルチトラック方式で、いつものことながら選択に迷いつつも、今の自分が聞きたいと思うものを聞くことができたと思う。こういったコミュニティを運営してくださる方に感謝したい。
  • テーマは何にコミットするのか、ということではあるが、何にコミットするのか?を考えることは、自分がなぜそれをやっているのかを明確にすることなんだろうと、個人的には考える。自分がコミットしているものを考えると、ベースはチーム貢献へのコミットが根底にはある。そしてその先は、組織なのか、市場なのか、ゆるやかに思っているところはあるが、模索中。ただ、自分なりの速度で、コミットする対象をより深く、または広くしていくことにはコミットしたい。
  • 長沢さんの話は、これまでのコミットというか、自分戦略というか、行動の背景を知ることができて納得と同時に、その強い思いこそが行動につながるのだなと実感。
  • グループプロセスの「関係的過程」の話は、なんとなく頭にはあったがもう少し掘り下げてみたいという分野。見えているのは氷山の一角で、その背後にある感情などを、観る、感じる、伝えること。7、8人でフラフープを指一本で一緒に下ろすワークショップを交えながら、自分がどれだけ普段の気持ちを表現できていないか、目標というタスクプロセスに目が行きがちかを感じた。
  • 増田さんの話は一度聞いてみたいなと思っていたので、同じくちょい固めの組織の中で生きている自分も、苦労する部分が割と似ていて、共感するところがあった。ただ、自分は増田さんほどの熱意が表に出ないというか、マイペースというか、冷静さのほうが勝ってしまうところがあるので、時にはあぁやってみてもいいかなと思える部分があった。

シリコンバレーから学ぶサーバントリーダーシップ に参加しました

2017/7/29開催のシリコンバレーから学ぶサーバントリーダーシップに参加しました。サイト

久々にDevLOVE関西に参加できました。開場提供のサイボウズさん、ありがとうございます。

主な内容。

  • 自分の生産性と組織の生産性を向上するための8つの習慣で取り上げられた、8つの習慣のうちの1つ。
  • サーバント・リーダーシップでは、何をすべきか指示するより、チームをサポートする。マイクロマネジメントは推奨されない。プレイングマネージャはない。
  • リーダーシップとは、やるべきことを、他の人がやりたくなるように仕向けること。

  • ワークショップ1:これまで自分が経験した良いリーダーの行動(ベストを尽くしたいと思わせるために、どのような行動を取ったか?)

  • ワークショップ2:ネガティブ・フィードバック、部下に変えてほしい行動
  • ワークショップ3:ポジティブ・フィードバック
  • ワークショップ4:ビジョン

以下、感想。

  • 自身の経験の中に、このリーダーについていきたいなぁとか、このリーダーのためならばやってやるぞ、と思ったことがあまりなかったので、実はワークショップ1の回答に苦労した。(自分が鈍感なのか、不運なのか、歪んでいるのか・・・)ただ、社会人になってすぐ、仕事を教えてくれた上司だだとか、お客様先のリーダーには、あぁ、この人のためなら仕事頑張りたい、と思ったことがあり、間違いなく、自分の仕事のモチベーションの1つになっている。今の自分が、ついていきたいと思われるようなリーダーには、ほど遠いんだろうなぁとは思いつつも、自分が言われてうれしかったところには、近づきたいと思っている。今回のワークショップでは、一般的にはどのような行動が、リーダーの行動として受け入れられているのかをいくつも事例を聞いて、ある程度一般的なベクトルがどんなものかを知ることができ、よかった。
  • ネガティブ・フィードバックの原則が確認できてよかった。望ましくない行動とそれが引き起こす結果について、他の人がいない対面で行う。タイミングが遅すぎてもよくないし、指摘しないのも、その行動を容認しているととられることがある、というのは、実際現場でありがちだと思った。
  • 権限委譲に関しては、いろいろQAもあったけれど、する側もされる側もしない側にも、それぞれ言い分がありそうな話なので、難しいと思った。ただ、自分はこうだからこうしている、というのは周りにもしっかり説明して、理解されるようにはしたい。
  • ビジョンのワークショップに関しては、正直今の会社のビジョンを(途中で変わってきたのもあり納得していないから)はっきり伝えられなくて、自分でも笑うしかなかった(笑)。ただ、自分の会社のビジョンを他社の方に自分事として語れる人は、その分そこに注力して努力してきた方なのだと思う。