Regional Scrum Gathering Tokyo 2019 に参加しました。
2019/1/9-11に、「Regional Scrum Gathering Tokyo 2019」 に参加しました。 初参加でしたが、とても刺激的でした。
2019.scrumgatheringtokyo.org confengine.com
参加セッション
- Gabrielle Benefield - Outcome Delivery: delivering what matters
- Matteo Carella - Coaching resilient Scrum teams
- Takuo Doi - 行動分析学に基づくScrumの導入
- Tsutomu Yasui - 心理的安全性ゲーム
- kyon_mm - 超Scrum入門〜未完成フラクタルと15minSprint〜
- Chris Lucian - Learning to Experiment
- Rie Chonan, Tadataka Ebihara - プロダクトオーナーは突然に 〜メカ屋出身プランナーと奇妙な冒険〜
- Ryosuke Nakamura - 自律的で協調的なチームの作り方 ~複数拠点、多言語、職能型組織で始めるScrum~
- SATORU KAWABUCHI - NTTみたいなトラディショナルな企業でアジャイルな取り組みを実現するたった一つの必要なもの!
- Shigeki Morizane - 全部SCRUM!~SIerで大切だったもの、サービサーで大切だったもの~
- Atsuko Tsujioka - リーダーシップを一度捨ててチームの輪の中に置いた話 - スクラム1年生のチームが全員でRSGT2018に参加してわかったチーム開発、はじめの一歩
- Takao Oyobe, ... - 学習する/Unlearnするチームへ ー 新卒研修とスクラムとモブプログラミング ー
- Open Space Technology
- Naoyuki Ide - よなよなエール流 熱狂を生むチームづくり ~8年連続赤字から13年連続増収増益までの軌跡~
感想
- 心理的安全性ゲーム:設定された状況の中で、手札のカードに書かれた言葉を迫真の演技で披露し、聞き手がどのように感じるかを体感するゲーム。言われるとわかっていても、実際に言われるとキツい言葉や、逆に救われる言葉が、言い方によりさらに受け取り方が変わってくることを体感できるゲーム。スクラムに限らずチーム活動をするときに、どういうコミュニケーションをとるかは結果に直結すると思う。
- kyon_mmさんの15minSprint:人間を超えた存在になろうとして生き生きしてきたというkyon_mmさんのチームの話。アートとかはよくわからないけれど、こうやると大体うまくいくという一つの形のようなものは確かにあるなぁと思う。
Chrisの見積の副作用の話、深く考えたことがなかったので考えるきっかけになった。キーノートと、OSTでのデメリット、メリットの議論を通じて、今後の現場で見積が必要とされる場合でも、取り組む意識が違っていると思う。
振り返りに関しても、いままでより更に深く考えられたことで、手札が増えた感触。失敗は次に活かせれば失敗でないし、Problemも共有できるだけですでに意味はある。
Unlearnの話の中であった、学習を積み重ねることで成長は鈍化するというのは、繰り返しプロセスだと特に実感する。振り返りしても同じようなことを繰り返しているかのような錯覚を覚える。学び直すことと、学びを積み重ねること。両方が必要。
- 全体としては、プロポーザルからよりすぐられたセッション、キーノート、OST、Open Jam、どれも得るものがあった。昼食やコーヒーブレイク、乾杯の飲み物やつまみなどもあり、考えることに集中できる環境が整っていると思った。スピーカーの方の熱量、隣の方とも気軽に話せる雰囲気。また参加したい。